タウンワークなどのアルバイト情報誌やマイナビバイト・バイトルなどのアルバイト求人サイトを見れば一発でわかることだが、アルバイトの世界には明確な格差が存在する。


それが性による格差だ。

求人サイトの募集広告を見ると、どれも『女性活躍中!』『主婦が活躍中!』などの文言が添えてあったり、これ見よがしに女を並べた写真を載せていたりといったあり様だ。


前にネット掲示板を見た時のことだ。とある男性が「○○のバイトに興味があるけど、女性ばっかりだから雇ってもらえないですかね?」と質問していたのだが、それに対し女性が「私は色んな会社面接行ったけどどこもすぐ採用してくれたので大丈夫じゃない?」と答えていた。

これは、金持ちの子供が「海外旅行楽しいよ 君達も行けばいいのに」とか言うのと同じだ。これは女にはまるで理解できない。



男と違い女は、女というだけでおばあちゃんになるまで、なんらかの仕事にたやすくありつけるのだ。



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フリーターの世界に立ちふさがる性差別の壁

非正規雇用の世界は、男というだけでハンデを背負っているようなものだ。これは年代を経る毎に如実になってく。
逆に言うと女というだけで、すでに何らかの免罪符になっている節がある。
感覚的には、まったく働いたことのない女でも、経験のある男と同等の扱いだ。

雇う側にも「女性の方が非正規で使いやすい」という認識が確実にあるのだ。そしてそれを女性の側も甘んじて受けている。『女性の社会進出』『女性が活躍する社会』などと一部のフェミニストが謳うが、それを女性側がまんざらでもなく甘んじて受けているのだから、いつまでも正規雇用(使う立場)=男、パート・アルバイト・派遣(使われる立場)=女の労働社会構図は変わらないのではないかと思う。

これからの日本は正規雇用がどんどん少なくなっていくのだから、(派遣業界への優遇が大きい。日本は世界一派遣会社が多い国)パート・アルバイト=女はもうナンセンスだ。正規雇用が減っても男が一家を持って支えるという世間の認識は変わらないだろうから、まずはパート・アルバイトも積極的に男を雇うべきではないのかと思う。

実に全てがチグハグな労働社会だ。

理由なき『女性びいき』

本題の求人情報誌・サイトなどの話に戻る。
そもそも、なんの理由や制約があって女ばかり求めているのかを考えてみたい。

例えば、婦人服売り場・女性用下着売り場・女性用水着売り場・婦人靴売り場。これらが女性しか募集しないのはかんたんに理解できる。客側も着替えなどやりにくいだろうし、逆にのぞきとかそういう下心的な目的があって応募してくる男がいても困る。しかし、逆に男性用品の店には当たり前みたいに女がいる。男の着替えの場合は女に見えても構わないというのが常識のようだ。


だが、事務職だとかが9割方女を求めているのはどういうわけだ?女が事務処理が得意だと科学的に証明でもされているのだろうか?そういえば私の家族の女性たちも事務をやっていたので、昔自分も探してみようとしたが、少し求人サイトを見て「そういうことか」とあきらめた。

会社の受付・マンションコンシェルジュ・販売などほぼ女が優遇されているのが現状だ。



これらのことに対し最初に書いたように「男も募集している」と現実の見えない女が言いそうだが、逆に事務が9割男で「女も1割募集してるよ」と言われたら、「そうか。じゃあいいか。」と納得するのか、はなはだ疑わしい。いや、騒ぐに決まっている。

雇用者側の性的選考

事務や接客といったアルバイトだけではない。昨今の求人情勢を見ていると、なぜか体力を使うような明らかに男の方が能力的に適しているであろう肉体労働系の求人にすら「女性も活躍しています」という文言が表記されるようになってきているのだ。男性にとって汚れる・危険な仕事は最後の砦だったはずだが、それすらも奪われようとしているのだ。

ここである出来事を思い出す。
とある肉体労働系のアルバイトをしていた時のことだ。まだ入って間もなかったのだが、その会社は引き続き従業員を募集していたようで、社員の上司たちが「今日またアルバイトの面接入ったんですよ」と話そいていた。以降の会話がこうだ。

上司1「それでね、応募してきたのがなんですよー!」
上司2「お、いーじゃん!え、いくつ?」
上司1「25才です!」
上司1「お、若いじゃん!水着審査しないと 笑」
上司2「いいねー!笑」

ディテールは覚えてないがこのような会話だった。私は男だが同性でもセクハラ発言など気持ち悪いしあまり好きではないので「しょうもねえ」としか思わなかったのだが。

つまり批判を恐れずに言えば、雇用者側が根拠なき女性優遇するのは「能力的に」や「適正的に」ではなく、「性的に」という場合もかなり多いように思われる。
それ以外でも、女性アナウンサーなどが顔採用と言われていたり、飲食店の店長が、明らかに経験豊富な容姿が普通な女よりも、全く経験のない美人の女を採用したりと、そういうことはままあることだ。


そう考えると男性のアルバイトの雇用確率は当然低くなる。現時点で雇用側の面接する人間は男性であることが圧倒的に多いからだ。


それ以外の理由で、家事・育児など家庭の事情で、勤務状況が不安定になる女性を求める理由が見当たらない。

資格・待遇での女性優遇

以前からよく言われていることだが、男性は頭髪や服装などの身だしなみに厳しいのに対し、女性は「ネイル・茶髪OK!」などその辺りなぜか緩い。この理由を採用している側に問うた時どのような答えが用意されているのだろうか?

さらに待遇面でも性差別がはびこっている。以前小売販売店に勤めた時の事なのだが、なぜか早朝のキツイ時間帯に自分や他の男ばかり入れられた。主婦など女性はたくさんいるのに「家の用事があるのでこの時間帯にだれも入りたがらない」とのことだった。

しかし『家の用事』は男にもないわけではない。まぁ確かに家族がいればその量は違うかもしれないが、一番言いたいのは「それなら最初から男だけ雇えばよくない?」ということだ。これは性差別でなく現実問題だ。そのほうがシフト効率が断然いいのは誰でもわかる。


もちろん給料は同じ。しかし「女は自己都合」で「男は会社都合」で働かされる


そして、これは別の店にいた時のことだ。小売りにありがちな割とブラックな中小企業だ。店長は男。副店長は女。どちらも正社員だ。
店長はお客さんとの商談もあったりと、休み返上で毎日たくさんの業務をこなしている。副店長は自分のペースで自分のシフトの時間、自分の好きな仕事をやっている。
ある日副店長の休みの日に、店長が会社の会議に入ることになってしまったことがあった。店長は副店長に「悪いんだけどこの日会議になったから出てもらえない?」と打診。すると副店長はこう答えた。

「う~ん…ちょっと無理ですねぇ 洗濯物もたまってしまっているので」

ちなみにこの副店長は日ごろ「会社から評価されていない」と愚痴をこぼしていた。同時に「店長にはなりたくない」とも聞いた。私はこの女に嫌気がさしてこの会社を辞めた。


このようなことから、昨今訴えられる「女性の社会進出」を聞くと、私には義務の量はそのまま待遇を上げろと言っているようなイメージを持ってしまう。男と同じだけプライベートをかなぐり捨てても同じ待遇を望むという女はいるまい。


アルバイト求人の「20代女性が活躍中!」まとめ

このような記事を書いていると、「おまえが汚くて不細工だから採用されないだけだろ」といったあらぬレッテル貼りを受けそうだが、私の場合、まれに面接官が女性だった場合の採用率は高い。見た目には気を遣っている方なので、清潔感などが評価されて採用に至った経験が多々あった。
自分の話で申し訳ないが、主張の本質を歪められてしまわないように保険として書いておく。


フリーターの諸君。
男の非正規求人は年を取るごとになくなっていく。体はまだバリバリ働けるのに、正規雇用でつまはじきにされ「生活できないからそれならアルバイトでも…」と求人を見れば、「20代歓迎!」「女性歓迎!」男性?「週6で汚くて危ない仕事、深夜の時間帯、できる?」こんな感じだ。

アルバイト市場の受容は概ねこんな感じだろう。
20代前半女性>20代前半男性=中年以上女性>>>>>中年以上男性

グローバル化、派遣業の飽和、格差の拡大、日本から正規雇用が本格的に失われていく時代が来た。
最初の波に乗れなかった男は、もはや体力や知力などの能力に関わらず、お払い箱だ。何もしてないのに『ムショ上がり』のような社会からの阻害感。
「男は正規雇用!女は非正規雇用!自己責任!自己責任!」


これから中心になる非正規雇用。そのメインとなる女性に、男が養われる時代がきているのかもしれない。 まあ、それを女が許すかどうかは話が別だが。

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